2012年1月13日金曜日

ALEXCIOUS as an Auditorium

乱暴な意見に聞こえるかもしれませんが、私は、私も在籍していたソニーも含め、今の日本の多くの大企業の役割はある意味終わったと思っていて(立派に素晴らしい社会貢献を果たし終えた、という意味で)、20世紀のスタイルで大きくなり過ぎて硬直化した会社に、21世紀の成長ビジョンが描けないのはむしろ当然と思います。そういう大企業にいつまでも成長神話を期待するのは期待する方が問題で、期待する側の勝手なノスタルジーでもあると思います。今の時代は、はやり言葉を使って佐々木俊尚さん流に言えば、「グローバル・プラットフォームとノマドの時代」で、日本的な大企業の居場所がなくなってきている時代とも言えます。これからは、日本人も、もっと個人個人のアジェンダで世界に向けてどんどん積極的に発信していくことが重要で、それを手伝ってくれるのがインターネットというかクラウド等の「グローバル・プラットフォーム」であると思っています。

私は、ALEXCIOUSという「グローバル・オンライン・プラットフォーム」を、日本の多くの才能ある個人が登壇して世界に向けて発信する「舞台、オーディトリアム」というコンセプトで開発しました。今のものは、まだスタートしたばかりで、私が本来やりたいことのごく一部しか実現できていませんが、単なる物販の為のe-commerceをやろうとしているわけではありません。日本人は「モノ」作りはうまいけど「コト」作りが下手くそ、すなわち、ストーリー作りがあまり上手ではないと思うのですが、私が真にやっていきたいのは、多くの日本のチャレンジャー達が生み出している壮大な物語を世界にどんどん伝えていくことです。その物語をALEXCIOUSという舞台の上で登壇者の方々に自由に演じていただき、そのうちにいろんな共演も自然発生的に始まって、その舞台を世界中の人達が興味深く見ている、というイメージです。

昔、ソニーが日本の企業としてあの時代に一代で世界企業になったのは、story teller、life style creatorだったからです。Steve Jobsも、56年の生涯をかけて物語を作った人です。その物語に登場する重要な要素として、Mac, iMac, iPod, iPhone, iPad等々が位置づけられいて、単に、優れたデバイスを作るだけの人だったら、こうはならなかったと思います。

我々がこれからやって行かねばならないのは、20世紀の成功体験を忘れ、21世紀の新しい経済モデルや生態系を生み出していくようなことだと思います。そしてそれが日本発で世界に貢献する新しい形として進化していくようなことだと思います。

昨晩、そんなようなことを以下で小倉淳さんと語りました。

http://www.ustream.tv/recorded/19714445

今年も、志を共有できる行動力の旺盛なチャレンジングな人達との出会いを大切にしていきたいと思います。

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