2022年12月29日木曜日

年末のご挨拶

新型コロナの感染拡大も第8波といわれる段階を迎えていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

まさにVUCAの時代といわれるとおり、今年はコロナ禍に加えて2月にロシアとウクライナが始めた戦争の影響もあって、世界中でエネルギー価格の高騰や物流の混乱、それらに伴う物価高や日本では急激な円安などさまざまな困難が襲いかかる年となりました。当社が手掛ける輸出型の越境ECビジネスにとりましては、円安は追い風となった反面、輸送費の上昇や配達不能地域の拡大など、良いことばかりではありませんでした。 

 日本では、元首相の暗殺に伴って表面化した旧統一教会と政治の問題や、独り歩きする防衛費増額に向けた増税の議論など、国の将来に大きく関わるさまざまな諸問題が迷走状態のまま年を越すことになりそうです。そんな中、サッカーワールドカップでは、日本チームがグループリーグで強豪ドイツとスペインを破り決勝トーナメントに進出して大いに盛り上がりました。あと1歩のところでやはりベスト8の壁は越えられず、歓喜は落胆に変わりましたが、全力で戦う日本チームの勇姿に多くの人たちが励まされたことと思います。 

そんな今年も残すところあと数日となりました。来年はコロナ禍や戦争が終息して少しでも良い年になることを心から願いたいと思います。どうか皆さまも安全で良い年を迎えられますことを祈念致します。今年も大変お世話になりどうもありがとうございました。

2022年8月29日月曜日

日本の政治はどうなってしまったのか?

安倍元首相の銃撃事件から二ヵ月近くが過ぎましたが、この事件によって日本の政治に旧統一教会が大きな影響を与えてきたことが明らかになりました。

旧統一教会は韓国に起源を持つ宗教団体ですが、その正体は、日本国や皇室を侮辱した反日思想を根底に持ち、日本人信者をターゲットにして巧みに洗脳し、寄付の強要、合同結婚式、霊感商法などさまざまな手段で金銭を収奪してきた反社会的勢力であるとされています。

この宗教を隠れ蓑とした反社会的な団体と自民党清和会を中心とした多くの政治家たちが深いかかわりを続けてきたことは国家を揺るがす大問題で多くの国民に強い衝撃を与えています。

しかしながら政府や与党の対応はのらりくらりと逃げ腰で、徹底解明する姿勢が伝わってきません。内閣改造後も閣僚や政務官などに多くの関連議員が見つかって支持率も大きく下落しており、結局何のための改造だったのかも不明です。政治家たちには、これ以上ウソを重ねたり逃げ回ったりせずに、しっかりとこの問題に対するけじめをつけて欲しいものです。

2022年4月11日月曜日

散る桜 残る桜も 散る桜

 良寛和尚の辞世の句といわれる句です。今年も桜が見事に咲き誇りそして散っていきました。北の地域はまだこれからかもしれません。新型コロナウイルス感染症が世界を襲ってから三度目の春を迎えました。新型コロナは人類共通の敵です。世界人類が協力して戦ってきました。その戦いがまだ続く中、あろうことか今度は人類同士の戦いがウクライナで始まってしまいました。

連日報道されるウクライナの惨状にはまさに言葉もありません。一方で、第二次世界大戦以降も、朝鮮半島、ベトナム、シリア、イラク、アフガニスタンなど、世界のそこかしこで侵略戦争や内戦は繰り返されています。中国の新疆ウイグルや香港での人権弾圧、ミャンマー国軍による自国民弾圧なども続いています。

散りゆく桜を眺めながら、人間とはつくづく愚かな存在だと思わざるを得ません。暴力を仕掛けて破壊を好み人の命を蹂躙することに無頓着な人たちには、自分たちもいずれ散りゆく桜に過ぎないことを自覚して欲しいものです。桜の儚さは命の尊さを教えてくれています。