2011年10月11日火曜日

Goodbye, Steve Jobs

少しタイミングが遅くなったが、Steve Jobsへの追悼文です。

アップルを退任した時に、いよいよかな、と覚悟はあったが、やはりあっという間だった。大勢の人達が追悼のメッセージを発信しているけれども、私も小文を付け加えたい。

Steveとは、直接、間接にさまざまな接点があった。正確には覚えていないが、2003年か、2004年、まだソニーに居た頃に、彼の自宅を訪ねたこともある。直接対面したのは、結局その時が最後。豪邸が建ち並ぶPalo Altoの中では、特に豪勢でもないごくごく普通の家だった。奥さんや子供達に優しく接する彼の夫であり父親の面も垣間見た。

もともと、彼は盛田昭夫さんと仲がよく、また盛田さんのことを心の底から尊敬していた。アップルの目標はソニーだ、と公言していた時期もあった。iPodを作った時にソニーや盛田さんに敬意を表して、「21世紀のウォークマン」と表現したこともあった。

以下は彼が如何に盛田さんを慕ってたかということを物語るYouTubeで見つけたビデオ。冒頭の部分だ。会場で素人の方が撮っているものと思われるので映像や音は悪いが、盛田さんが亡くなった直後のアップルの新製品発表の会場の様子だ。

video

今やその彼もいなくなってしまった。

むかしソニーは「モルモット」と呼ばれていた。誰もやらないことにチャレンジし続けるスピリットを表現したものだ。まさに "stay hungry stay foolish"の精神。

天国で再会しているとすれば、二人は何を語り合っているのだろうか。。。

1 件のコメント:

  1. 思えば、SONYのwalkmanにしろ、appleのipod旋風にしろ、人々の耳に感動を与え、多くの思い出を築かせる契機を与えてくださいました。きっと、天国でSONIA(音の神様)の祝福を
    受けてらっしゃることでしょう。
     
     御二人ともに、かけがえのない「財産」を残してくださいました。消ええぬchallenging spiritと、御二人のpower of willを受け継いだエンジニアの方々を、私達に残してくださいましたね。盛田さんやJobsさんがいらっしゃったからこそ、いまの辻野さんが出来あがり、spiritの輪は草の根レヴェルに広がっていると、しみじみ思います。

     私なんかは、盛田さんやSteve,辻野さんのように天才的な技術者ではないので、人々の「心」に残るような偉業を成し遂げられないと悲観してばかりいますが、偉業を伝える技術はあるようにも思えてなりません。いま、震災で被災された子供達に、ipadやwalkmanを使って絵本の読み聞かせや授業をしていますが、今度steveの武勇伝でも語ろうかとも思ったりしています。

     生けとし生ける者、皆、有限の命を持ちます。
    ですが、もう暫く生き永らえても良かったのではないか。時を刻む砂時計を戻せるものなら戻してみたい・・・心からそう思います。

     

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