2024年12月27日金曜日

年末のご挨拶

 あっという間に今年も年の瀬を迎えました。当社は12月26日(木)が仕事納めとなります。今年は、まるで波乱の1年を占うように能登の地震や羽田空港の事故で年が明け、政治の混乱や世界情勢の混乱が続く年となりました。

そのような中、当社はお取引先の皆様のご協力のお陰で、今年も海外のお客様に喜んでいただける品をたくさんお届けすることが出来ました。また、年末には、昨年から始めたまぐまぐのメルマガで、総合大賞3位受賞という嬉しいニュースもありました。

個人的には、3月にコロナに罹ったり、8月には風邪が長引いたりと、体調を壊すこともありましたが、1年を通じてさまざまな皆様との新たな出会いにも恵まれ、無事に年末を迎えることが出来たことに感謝しております。

新年は1月6日(月)からのスタートとなりますが、今年も皆様には大変お世話になりありがとうございました。

どうか良い年をお迎えください。



2024年8月1日木曜日

パリオリンピック始まる

最近よく「災害級の猛暑」や「地球沸騰化」などという表現が使われますが、暑い日が続きますね。東京でも、日中の気温が40°C近くなるのが普通になってしまいました。

そんな中、パリオリンピックが始まりました。日々、さまざまな競技で熱戦が繰り広げられており、すでにいくつものドラマが生まれていますが、スポーツには、純粋に人を感動させる大きな力があります。

しかしながら、前回の東京オリンピックでのさまざまなスキャンダルを経て、以前ほどオリンピックを素直に楽しめなくなってしまいました。東京オリンピックでは、汚職で多くの人たちが摘発されましたが、組織委員会などは早々に解散され、完全に商業化された「オリンピック利権」を巡る金の流れは不透明なままです。

パリオリンピックの開会式も賛否両論だったようですが、行き過ぎた演出に宗教団体などからの抗議や苦情も相次ぎ、IOCが謝罪会見を行うという前代未聞の事態にもなりました。また、このような華やかなイベントの裏では、ウクライナやガザでの悲劇が続いていることも、多くの人たちを複雑な気持ちにさせているように思います。

オリンピック一つとっても、人類が時代の大きな変わり目に直面していることを感じざるを得ません。



2024年4月2日火曜日

新年度を迎えて

4月になり、当初予想よりもかなり遅れていたサクラが今年もようやく咲き始めましたね。街には初々しい新入社員が溢れていて、毎年この時期はフレッシュな気持ちになります。

一方、今年は元旦から能登地方での大地震や、翌2日には羽田での航空機事故、さらには自民党の組織的な裏金問題に象徴されるように政治腐敗も極まれりという状況で、日本だけ見ても大波乱の幕開けになりました。

また、世界ではウクライナとロシアの戦争の長期化や、イスラエルによるガザでの虐殺の継続など、世界情勢も混沌としています。生成AIも登場して短期間で圧倒的な進化と普及が継続しており、いよいよ日本も世界もこれから新しい秩序の構築に向けて古い秩序が崩壊し始めているような気がしています。

日々のルーティンに流されて思考停止状態にならないよう、今こそ中長期的な目線でこれからの時代の方向性を見極めると共に、時代の変化に備えた行動をしていくことが誰にとっても重要なことだと感じています。



2023年12月25日月曜日

政治資金パーティーの裏金問題に揺れる政治の混乱について

今年も残すところ一週間となりましたが、政治資金パーティーでの裏金問題で日本の政治は大混乱です。

日本の政治の劣化について、私はこれまで幾度となく様々な場面で警鐘を鳴らし続けてきました。安倍政権の時から、日本の政治がかつてない次元で急速におかしくなり始めていることに強い危機感を覚え、数々の違憲行為、法令違反行為、虚偽答弁、答弁拒否、国会軽視、隠蔽、偽装、改竄を平然と繰り返す様に、「まるで反社会的勢力が政権を握ったようなものだ」と各種オンラインメディア等で厳しく批判を続けてきました。また、権力側がさまざまな悪行を重ねても、警察も検察も一向に本腰を入れて捜査する状況にならず、メディアもあまり取り上げず、いつもトカゲの尻尾切りのような中途半端な追及で終わってしまうことにももどかしさを感じてきました。

しかし、今回の自民党の広範にわたる政治資金パーティーを巡る裏金問題が物語るのは、やはり指摘し続けてきたことに間違いはなかったということだと思います。公益よりも私利私欲を優先し、遵法意識が希薄で、バレなければ何をやってもよい、バレてもごまかせばよい、開き直ればよい、握り潰せばよい、どうせ国民はすぐに忘れる、などという考えのおよそ公僕としての資質が著しく欠落した人たちが国家権力を握っていて、まともな国家運営などできるはずがありません。

個人的な所感としては、安倍政権、菅政権、岸田政権と長く続いてきた悪政の結果、この国はもはや取り返しがつかないほどのダメージを受けていて、国家の姿や国際的な立ち位置が悪い方向に大きく変わりつつあると感じています。野党が弱すぎる、などということを言い訳にすることなく、国民一人一人が、今のような政治をこれ以上黙認し続けていると、そのツケは遠からず自分に戻って来る、ということを自覚する必要があります。おかしなことや納得の出来ないことに対して、我関せずと黙っていないで、しっかり声を上げていく、ということが大切だと思います。

この事件をきっかけに日本の政治が底を打って、来年は少しでも良い方向に転換していくことを切に願いたいと思います。



2023年8月1日火曜日

アマゾンの生体認証「アマゾン・ワン」

 アマゾンは、今から約3年前に、生体認証決済の仕組み、 アマゾン・ワン(Amazon One) を立ち上げ、すでにカリフォルニア州などの一部の店舗でテストしていて、20州の200店舗以上で利用可能にしています。同社は7月21日、この仕組みを、2017年に買収した傘下の食品スーパー「ホールフーズ・マーケット」の全米500以上のすべての店舗で年内に利用可能にするという計画を発表しました。

アマゾン・ワンは、手のひらのデータを登録し、アカウント情報やクレジットカード情報をひも付けるもので、顧客は手のひらを店頭のスキャナーにかざすだけで決済が行えます。この決済を利用する顧客は、事前にアマゾン・ワンに登録を行い、手のひら情報と共に、携帯電話番号やクレジットカードあるいはデビットカードの情報を入力する必要があります。手のひらの登録は、アマゾン・ゴーやホールフーズの店舗で可能だそうです。アマゾンは、登録作業には1分も掛からないと言っています。

アップルは、iPhoneで顔認証を実用化していますが、今回紹介したアマゾンの手のひら認証など、すでに海外では生体認証が主流になる流れです。インドでも、国民IDシステムとして、「アドハー(Aadhaar)」という指紋認証、顔認証、虹彩認証を組み合わせた生体認証システムが広く浸透しています。

世界では生体認証が主流となる中、「マイナンバーカード」による個人認証で大きく躓いている日本は、何とも時代遅れな印象です。ちなみに、アドハーのマルチモーダル生体認証には、日本のNECの技術が採用されています。個別には強い技術を持ちながら、それを足元の自国ではデジタル時代の社会基盤作りに活用できていないというのは、何とも皮肉な話です。




2023年4月24日月曜日

ChatGPT

生成AIとか生成系AIなどとよばれる、文章、音楽、画像、プログラムなどのコンテンツを自動生成するAIが話題ですね。まだまだ様々な問題や課題がありますし、使用を制限するような動きもありますが、技術革新に後戻りはありません。今後さまざまな局面を経ながら急速に進化していくことは間違いないですね。現在、グーグル検索は我々の日常になくてはならないものになっていますが、そのうち各種生成AIも我々にとって当たり前の存在になっていくことでしょう。 

どんな技術革新にも正負両面があります。負の部分に対して無防備で過度に依存してしまうと様々な弊害もありますし、犯罪や戦争に悪用されることもありますが、正の部分をうまく引き出して有効に活用することによって日々の仕事や生活の質を大きく向上させることができれば実に素晴らしいことです。

ChatGPTは私も注意しながらいろいろと試していますが、英文を作るときなどには非常に重宝しており、まるで隣にネイティブの英語教師がいるかのようです。ChatGPTを使うようになってからグーグル翻訳やDeepLはほとんど使わなくなってしまいました。 

マイクロソフトが支援するOpen AIというベンチャーが作ったChatGPTの登場に、既に大企業となったグーグルは大いに焦っていますが、その理由もよくわかります。ChatGPTを開発しているコアエンジニアの中にはグーグルから移った人も多いと聞いていますが、まさにイノベーションのダイナミズムを感じます。



2022年12月29日木曜日

年末のご挨拶

新型コロナの感染拡大も第8波といわれる段階を迎えていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

まさにVUCAの時代といわれるとおり、今年はコロナ禍に加えて2月にロシアとウクライナが始めた戦争の影響もあって、世界中でエネルギー価格の高騰や物流の混乱、それらに伴う物価高や日本では急激な円安などさまざまな困難が襲いかかる年となりました。当社が手掛ける輸出型の越境ECビジネスにとりましては、円安は追い風となった反面、輸送費の上昇や配達不能地域の拡大など、良いことばかりではありませんでした。 

 日本では、元首相の暗殺に伴って表面化した旧統一教会と政治の問題や、独り歩きする防衛費増額に向けた増税の議論など、国の将来に大きく関わるさまざまな諸問題が迷走状態のまま年を越すことになりそうです。そんな中、サッカーワールドカップでは、日本チームがグループリーグで強豪ドイツとスペインを破り決勝トーナメントに進出して大いに盛り上がりました。あと1歩のところでやはりベスト8の壁は越えられず、歓喜は落胆に変わりましたが、全力で戦う日本チームの勇姿に多くの人たちが励まされたことと思います。 

そんな今年も残すところあと数日となりました。来年はコロナ禍や戦争が終息して少しでも良い年になることを心から願いたいと思います。どうか皆さまも安全で良い年を迎えられますことを祈念致します。今年も大変お世話になりどうもありがとうございました。

2022年8月29日月曜日

日本の政治はどうなってしまったのか?

安倍元首相の銃撃事件から二ヵ月近くが過ぎましたが、この事件によって日本の政治に旧統一教会が大きな影響を与えてきたことが明らかになりました。

旧統一教会は韓国に起源を持つ宗教団体ですが、その正体は、日本国や皇室を侮辱した反日思想を根底に持ち、日本人信者をターゲットにして巧みに洗脳し、寄付の強要、合同結婚式、霊感商法などさまざまな手段で金銭を収奪してきた反社会的勢力であるとされています。

この宗教を隠れ蓑とした反社会的な団体と自民党清和会を中心とした多くの政治家たちが深いかかわりを続けてきたことは国家を揺るがす大問題で多くの国民に強い衝撃を与えています。

しかしながら政府や与党の対応はのらりくらりと逃げ腰で、徹底解明する姿勢が伝わってきません。内閣改造後も閣僚や政務官などに多くの関連議員が見つかって支持率も大きく下落しており、結局何のための改造だったのかも不明です。政治家たちには、これ以上ウソを重ねたり逃げ回ったりせずに、しっかりとこの問題に対するけじめをつけて欲しいものです。

2022年4月11日月曜日

散る桜 残る桜も 散る桜

 良寛和尚の辞世の句といわれる句です。今年も桜が見事に咲き誇りそして散っていきました。北の地域はまだこれからかもしれません。新型コロナウイルス感染症が世界を襲ってから三度目の春を迎えました。新型コロナは人類共通の敵です。世界人類が協力して戦ってきました。その戦いがまだ続く中、あろうことか今度は人類同士の戦いがウクライナで始まってしまいました。

連日報道されるウクライナの惨状にはまさに言葉もありません。一方で、第二次世界大戦以降も、朝鮮半島、ベトナム、シリア、イラク、アフガニスタンなど、世界のそこかしこで侵略戦争や内戦は繰り返されています。中国の新疆ウイグルや香港での人権弾圧、ミャンマー国軍による自国民弾圧なども続いています。

散りゆく桜を眺めながら、人間とはつくづく愚かな存在だと思わざるを得ません。暴力を仕掛けて破壊を好み人の命を蹂躙することに無頓着な人たちには、自分たちもいずれ散りゆく桜に過ぎないことを自覚して欲しいものです。桜の儚さは命の尊さを教えてくれています。

2021年12月27日月曜日

年末のご挨拶

 新型コロナウイルスが世界に蔓延してから2年目の年が終わろうとしています。日本では第5波が落ち着いた後、しばらく小康状態で感染者が少ない日々が続いていましたが、またオミクロン株というのが徐々に広まりつつあるようで心配です。そのような中、当社としては今年も皆健康で過ごせたことに感謝すると共に、来年はこのコロナ禍が終息して少しでも良い年になることを心から願いたいと思います。どうか皆さまも安全で良い年を迎えられますことを祈念致します。今年も大変お世話になりどうもありがとうございました。

2020年12月25日金曜日

年末のご挨拶

今年は新型コロナウイルスで世界中が大変なことになりました。日本でも多くの方が感染されたりお亡くなりになりました。自粛要請などで集客が困難になり事業を継続できなくなった方もたくさんいらっしゃいます。多くの方々にとって人生が大きく変わってしまうような年になりました。感染拡大の勢いは未だとどまらず、年末年始も医療現場などでの逼迫が懸念されています。そのような中、来年が少しでも良き年になることを心から願いたいと思います。どうか皆さまが安全で良い年を迎えられますことを祈念致します。今年も大変お世話になりどうもありがとうございました。

2020年7月27日月曜日

スター誕生

YouTubeでBGTとかAGT、類似のX Factorなどを見るのが好きです。 BGTは Britain's Got Talent、AGTはAmerica's Got Talent。X Factorは「未知の才能」といった意味です。どれも素人のオーディション番組で、今や世界的な有名歌手となったPaul Pottsや Susan BoyleはBGTでプロデビューへの夢を叶えました。 これらの動画を見ていると、さまざまな人たちが素晴らしい才能を持っていることに驚かされます。特に、これまでの人生で負け組のようなどうにも冴えない挑戦者が、ひとたび歌い出した瞬間に実は凄い歌唱力の持ち主だったりしたとき、そのギャップに会場や審査員たちが度肝を抜かれる瞬間は何度見ても圧巻です。Paul PottsもSusan Boyleも、まさに登壇直後はオーディエンスや審査員から冷笑されるくらい冴えないのですが、歌い出した途端、人々の冷笑が瞬時に称賛に変わるのです。そして歌い終わるころには会場も審査員もスタンディングオベーションでその抜きんでた才能に拍手喝采を贈ります。 決勝まで勝ち抜いて優勝すると25万ポンドとか1Mドルとかの賞金をもらえて有名番組やラスベガスでのショーなどにデビューできるのですが、最初は見栄えも冴えなくていかにも自信なさそうだった挑戦者たちが、決勝ラウンドまでにはどんどん自信を付けて見違えるように変わっていきます。 夢をあきらめずに才能を磨き続けていればいつどんなチャンスが巡ってくるかわかりません。その時にちょっとした勇気さえあれば人生を劇的に変えることができるということを教えてくれる番組です。

2020年6月15日月曜日

健康の5大要素

人生百年時代といいますが、今回の新型コロナの影響で人々の「健康」に対する関心は今までになく高まっているのではないでしょうか?当社の事業展開でも「健康」は重要なキーワードですが、健康の5つの要素を考えてみました。それは「呼吸」「栄養」「運動」「衛生」「睡眠」です。今は特に「衛生」に対する意識が高まっていると思いますが、これらの要素のひとつひとつを意識した日常生活を送ることで免疫力や生命力を高め、病気になりにくいカラダを作っていくことができます。今後は、健康に関する話題も増やしていきたいと思っています。

47都道府県 ニッポン健康大調査 第8弾! あなたは “週に60分以上 ...

2020年5月18日月曜日

ニューノーマルとは?

ポストコロナ、ニューノーマル、コロナ新時代などのフレーズが飛び交っています。首相の会見や厚労省のホームページにも「コロナの時代の新しい生活様式」というような言い回しが使われています。三密を避ける、手洗いやアルコール消毒の励行、マスク着用や咳エチケットなど、日常の生活様式に「感染防止」という項目が入り込んで定着していくことは他の感染症予防にも役立つでしょうから歓迎すべき変化だと思います。また、これを契機に、遅々として進まなかった本来の意味での日本の働き方改革がようやく進み始めたことも喜ばしい変化です。しかし、新型コロナウイルスの世界的な感染爆発をきっかけに変わらねばならない最も重要なことは何でしょうか?

ユヴァル・ノア・ハラリの二作目の世界的ベストセラー『ホモ・デウス』の主題を手短に要約すると「飢饉、疫病、戦争という災厄を克服してきた人類の新たな目標は、ホモ・サピエンスからホモ・デウス(神としてのヒト)へのアップグレードであり、不死、幸福、神性の追求である」ということだったと思いますが、変わらねばならない最も重要なことは、まさにこの「人類の驕り」なのではないでしょうか。

世界で最も傲慢な大国である中国と米国をみればそれがよくわかります。中国はこの疫病の感染源として世界に甚大な被害をもたらし、一方の米国は感染者数と死者数において世界最悪の状況となりました。コロナ禍以前は、この二つの大国はそれぞれのエゴを剥き出しにして覇権争いにうつつを抜かして世界を振り回していました。

テクノロジー至上主義や経済至上主義がもたらした人類の万能感は、ちょっと変異したコロナウイルスを前にして脆くも崩れ去ったのです。今後、人類がこの地球で生き残っていく上で最も重要な概念や態度は「謙虚さ」や「畏れ」ということなのではないかと感じています。これからの科学技術や経済発展は、あらためて人類がその原点に立ち戻らないことには非常に危うく脆いものになる気がいたします。

「ノーマル」とは「正常」という意味です。私自身は、これまで「異常」が当たり前になっていたような世界が正常に戻ることを「ニューノーマル」と解釈したいと思っています。

2020年4月27日月曜日

感謝の気持ちを忘れずに

世界中がコロナ疲れですが、こうしているときにも、感染リスクの高いフロントラインで懸命に働いている人たちがいます。医師、看護師、病院スタッフ、スーパーの店員、宅配業者、駅員、バスやタクシーのドライバー、清掃員、警官、消防士、、、

出入りの宅配業者が「荷物を届けると露骨に嫌な顔をして受け取る人がいる」と言ってました。 医療関係者の家族がいじめられるとかの話も耳にします。しかし、緊急事態宣言が出ようが外出自粛要請が出ようが、どんな状況下でも毎日命懸けで働いてくれている人たちがいるからこんな状況でもかろうじて社会が支えられています。

感染爆発が起きたニューヨークの友人が素敵な話を教えてくれました。ニューヨークでは、毎日夜7時になると、フロントで頑張っている人たちへの感謝の拍手と喝采が鳴り響くそうです。

「毎日夜7時になると、窓の外は拍手と喝采の嵐。ニューヨーク中がみんなでフロントラインの方々へ感謝とリスペクトを込めて大声援を送っています。私の家の前はイーストリバーですが、近隣の喝采だけでなく、川を越えてマンハッタン中からの大声援が鳴り響いて聞こえるほどなんです。」

仕事に行ったり、学校に行ったり、買い物に出掛けたり、、、当たり前の日常が失われて初めて、人は平凡な日常のありがたみに気付きます。この非常時に頑張ってくれている人たちへの敬意と感謝を片時も忘れないようにしたいと思います。

2020年3月30日月曜日

深刻化するコロナ禍

前回のコラムでもコロナ禍を取り上げて事態の早期収束を願いましたが、残念ながらその後の状況は悪化の一途です。

2020年は、前年大晦日に発覚したカルロス・ゴーンの海外逃亡や、米軍によるイランの司令官殺害という波乱に満ちたスタートとなりましたが、さらに、パンデミック化した新型コロナウイルスが世界を大混乱に陥れるという最悪の事態が待ち構えていました。

世界各地で発生している医療崩壊現場の惨状は、まるで人類をあざ笑うかのようです。技術革新や経済発展で隆盛を誇ってきたはずの人類が、このような事態に直面するとまるでなすすべがありません。感染による一次災害に加えて、経済活動が止まることによる二次災害の深刻さは増す一方です。コロナ禍は接触すると感染が広がるので接触を抑制しなければなりませんが、そうすると経済が止まってしまうというジレンマです。

このジレンマに対して、ビル・ゲイツ氏の発言は明快です。「命と経済のバランスなどあり得ない。今は命を守る人類の連帯が必要で、経済その他の案件はコロナ終息後に考えればよい」とテレビのインタビューで答えていました。経済救済の緊急対策はもちろん重要ですが、これが基本スタンスでなければならないのは自明でしょう。

今日は朝から、志村けんさんがコロナで亡くなられた、という悲しいニュースが流れています。本来ならもっと長く生きることができた人たちが、コロナで突然命を奪われてしまうのは返す返すも無念です。「生きてるだけでまる儲け」という言葉もあります。これ以上感染による犠牲者が増えないようにするためには、一人一人が絶対に感染しないように手洗いなどの注意事項を励行して人との接触を避けるなど、自分自身の行動を厳しく律することに尽きます。

2020年2月10日月曜日

蔓延する新型コロナウィルス

中国の武漢発とされる新型のコロナウィルスが、春節と重なったこともあって一気に世界に広がるパンデミック状態で連日大騒ぎです。人類が一度に大量に犠牲になる厄災には、戦争、自然災害、飢饉、疫病などがありますが、グローバルに人が行き来することが日常になった現代では、疫病の恐ろしさが再認識される出来事といえます。

そしてこういうことが起きると、国や企業のリスク管理に対する姿勢や能力が問われることになります。初動という意味では、中国政府の隠蔽体質や中国政府に忖度するWHO事務局長の初期判断が事態を悪化させたという見方もあり、逆に素早く警告を発した医師がデマを流したということで当局から処罰を受けたという出来事は象徴的でした。

結局、この医師は自身も感染して亡くなってしまいましたが、そうなると中国政府は態度を変えて英雄扱いしようとしているようです。オオカミ少年になることや政府からの圧力を恐れずに第一報を発信したこの医師の勇気を讃え冥福を祈りたいと思います。

今後の状況は予断を許しませんし、武漢から帰国して隔離されている方々やクルーズ船に閉じ込められている方々の心労は察するに余りありますが、自己防衛を心掛けつつ、事態の収束を願うばかりです。

2020年1月6日月曜日

新年の御挨拶

新年おめでとうございます。年末年始皆様はゆっくり休めましたか。今年は、米軍によるイランの司令官殺害というショッキングなニュースから始まりました。また昨年末にはカルロス・ゴーン容疑者が国外逃亡というこれまたショッキングな出来事がありました。波乱含みでスタートした2020年ですが、皆様にとりまして幸多き年になりますことをお祈り申し上げます。今年もどうかよろしくお願い致します。

2019年11月25日月曜日

ヤフーとラインの経営統合

来年10月までにヤフーとラインが経営統合するという発表がありました。両社の会見では、GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)を意識したアクションという説明がありましたが、今やGAFAが独占的に世界を大きく動かしていると言っても過言ではない状態です。

GAFAは、テクノロジードリブンの時代に人類の研究開発センター的な役割を担う存在になっているともいえ、GAFA+マイクロソフトの研究開発予算は米国の軍事を除く技術開発予算約8兆円を上回る規模になっています。

加えて、中国のGAFAともいえるBATH(バイドゥ、アリババ、テンセント、ファーウェイ)も米中技術覇権争いの主役的な立場で存在感を増しており、米国によるファーウェイ締め出しの動きが世界のサプライチェーンに大きな影響を与えているのは周知の通りです。

「ガラパゴス統合」と揶揄されるように、 ヤフーとラインが経営統合したところで、グローバルスケールの米中のメガプラットフォーマーたちに規模や影響力で追いつくことは極めて厳しいと言わざるを得ませんが、是非、「その手もあったか」と驚くようなシナジーを見せて欲しいものです。

2019年9月30日月曜日

見知らぬ外国人

先日、JR山手線で打ち合わせに向かう途中、空いた座席に腰かけ、手持ちの数表資料を取り出して読み始めたところ、隣に座っていた外国人がその資料を横から露骨に覗き込み、流暢な日本語で「大変そうですね。私が見ましょうか?」と冗談っぽく話しかけてきました。

目的の駅に到着するまでにその資料を読み込んでおく必要があったので少々困惑したのですが、とてもチャーミングな感じの人だったので、あきらめて資料を仕舞い、その人とすっかり話し込んでしまいました。

ニュージーランドの大学で心理学を専攻したのち、文科省の奨学金を得て日本の大学に留学して日本語を学び、そのまま日本に住み着いたそうです。現在はイノベーティブ・シンキングを専門にする経営コンサルティング会社の代表をしているそうで、ほんの短時間でしたが、ラグビーからイノベーションにわたるまでいろんな話題で盛り上がってしまいました。

最近、日本から世界を変えるようなイノベーションが起きていないことについて、欧米型の褒める文化と日本型の叱る文化の違い、日本人は会社などでもっとオープンに自分の意見を言わなければいけないよね、とか、みんな自信がなさそうだけどもっと自信を持たなければいけないよね、という点では意見が一致しました。

また、日本人同士では、彼のように見知らぬ人に気軽に話しかける習慣がなく、例えば飛行機で座席が隣同士になって長時間乗り合わせるようなときにも会話がないことが珍しくないけど、アメリカ人やニュージーランド人では会話をしないことはまずないね、という話になり、相手がよっぽどおかしな人でもない限り、それはつまらないし人生の機会損失だよね、という話にもなりました。

山手線などの通勤電車ではあまりない経験ですが爽やかで愉快な出来事でした。